工期通りに終われば問題ない?ハウスメーカー外構の問題点③

さて、いろいろありますが、施主様から見れば

「ほぼ工期どおり、契約どおり終わるのだから問題ない」

と思われるかもしれません。

ただ、たとえばこんなことがあります。

 

一度、外構業者が駐車場のコンクリートを施工するために

砕石敷き+転圧をしたところを

水道設備屋さんが「まだ配管が終わってなかった」

といって、掘り返し、すぐ埋め戻して慌ててコンクリートを施工したりしています。

駐車場の下の土は路床といって、路盤=砕石を転圧して強度を確保する条件として

まず路床が転圧、締め固めされていなければならないのですが、

土は、すぐには締め固まらないのです。

 

道路工事などで、「盛土」といって、

道路面を現状の高さより上げる場合、

土を盛ったままにしてしばらく置いてあるのを見かけることが

あるかと思います。

あれは、自然沈下、つまり土が締める固まるのを待っているのです。

もちろん、機械(ランマやローラー)で、約30センチの高さを一つの層として

何層にも分けて締め固めてはいるのですが

それだけでは、まだ沈下する恐れがあるのです。

土は目に見えない空隙(すきま)があり、

それがなかなか埋まらない、落ち着かないのです。

 

実際には、地盤改良といって、セメント分などが混ざった改良土を

現状地盤に混合して転圧・締め固めを行い

早期に工事していますが、一度掘り返してしまったら、

本来はしばらく置かないと、改良土の強度は確保できないのです。

しかも上記の例だと、砕石などが混入してしまうわけですから・・・。

いわゆる「突貫工事の弊害」が目に見えないところに

起きている可能性があるわけです。

 

ハウスメーカー外構の工期の問題について①~③まで記しましたが

全てのハウスメーカーが、こうだというわけではありません。

施主様のことを第一に考え、外構工事は引渡しに含まないところもあります。

しかし、上記は私がひ孫請けで体験した事実です。

悲しいことですが、そういうハウスメーカーも実際にありますので

ハウスメーカーに外構を依頼される場合は、

よくよく「工期」、特に決算時期を確かめて

交渉することをお勧めいたします。