決算が理由の工期 ハウスメーカー外構の問題点②

ハウスメーカー外構工事が、工期を確保できない理由の一つに

「決算」があります。

ハウスメーカー、特に大手ハウスメーカーは

上場企業が多く、年に4回、決算報告が義務付けられています。

たとえば1月末が本決算のハウスメーカーの場合、

1月、4月、7月、10月 が4半期の決算月となります。

この年4回の決算時期と、引渡し日が近い場合は要注意です。

外構工事だけでなく、他の工事も無理なスケジュールになっている場合があります。

 

たとえば、こういうことになります。

本来、契約時に外構工事を含めると、どうみても2月末までかかる、

という現場があったとします。

しかし、あと1棟、1月に売上計上できれば目標達成できて

棟数も昨年実績を上回り、競合他社より見栄えのよい数字ができる、

というときに、色々見回して「よし、この現場、なんとか1月であげよう」

ということになるのです。

そして契約時から、「1月末で大丈夫です」と施主様には説明して

たとえば工事看板にもそれなりのスケージュールを掲げたりします。

ハウスメーカーによっては

「水道設備工事 12月10日~12月16日

外構工事 12月17日~1月31日」

という風に細かくスケジュールを掲載しているところもあります。

 

ところが実際には、上記のようなスケジュールで工事できるはずがなく

水道設備工事が1月15日ぐらいまでかかり、

外構工事は、水道設備業者他の業者さんが入っている中

(たとえば内部のクロス屋さんとか、大工さんなど)

無理やり1月10日から入り、

現場にはゴミや、色々な業者の材料がおいてある中

材料を動かしながら、遅々としたスピードで

他の業者さんとケンカになりそうになりながら

いろんな応援(知り合いの知り合いの職人など)を

頼んで、通常の倍ぐらいの人員をかけて

何とか、2月の頭ぐらいまでで終わらせて、

「少し遅れてしまいました。天候不順とか合ったもので・・・」

という1月末に計上しても、施主様に文句を言われない程度の

工期で、つじつまを合わせるのです。