傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む 神奈川県横浜市F様邸

傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む

横浜市には、高低差のある分譲地がたくさんありますが、敷地の中に20m近くの大木がある分譲地は珍しい…。神奈川県横浜市F様邸は、シンボルツリー、というよりご神木と言った方がピッタリくる、コナラの大木が敷地内に存在するお宅です。土地はかなり広いのですが、南側のお庭はほとんど傾斜地になっており、有効利用するにはウッドデッキがどうしても必要でした。
傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む

デッキの構造は、3段ステップデッキになっています。出幅が約3900、間口が約5000と、かなり大きなサイズです。使い勝手を考えたとき、室内フロアーとほぼ同じ高さで作るのが最も広く有効に使用できるのですが、ステップデッキ部分をベンチ代わりに使うことなどを考えて、この形に落ち着きました。上面の出幅は約1500で、洗濯物を干すのにとても安全です。下のフロアーの出幅は約2100あり、たくさんの友人を呼んでも十分なスペースです。
傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む

フェンスの高さは約700mm。少し低めですが、施主様が広島へ旅行されたとき、とても気に入った雰囲気のお店に、シンプルで高さののあまりないフェンスのあるデッキがあって、その形に近い物を再現しました。実はちょっと腰掛けるのにちょうどいい高さになっています。落ちないようにだけは気を付けて頂ければ…。
傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む

敷地の下の方、コナラの横から見たところです。法面の部分を有効に使えるようになっていることが、よくわかります。デッキ下は収納スペースとしても使用できます。これからお庭作りに励むF様。傾斜地で大変かと思いますが、頑張って頂きたいです。
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デッキ材はウリン材を使用しました。別名アイアンウッドと呼ばれるこの樹は、世界最強の木材とも言われています。日本でも20~30年、公共事業などでも実績があり、基本的にはノーメンテナンスで大丈夫。東南アジアのリゾート地などで、海上コテージなどにも使われている樹木で、現地では100年以上もっているなどの報告もあるそうです。
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床板は、30ミリ厚の材を使用しています。20ミリでも施工可能なのですが、根太ピッチが細かくなることと、たわみの多さなどを考えると、やはり30ミリの方が快適で安心です。
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これは雨の日に撮った1枚です。デッキ床面が濡れて鏡のようになり、コナラが映し出されています。施主様とこれを発見した時は、思わず「おおっ」と声が出てしまいました。神様からのプレゼントでしょうか。
傾斜地のウッドデッキ、コナラの大木と富士山を望む

天気がいい日には、コナラの向こう側に富士山を望むこともできます。最高のロケーションです。羨ましい…。