神奈川県相模原市 新築外構 建物建築と外構を一体に考えた家
この記事についているタグ:トータルデザイン
外構・庭部分を、建物建築計画時から考えて造られた家です。限られた敷地を、余すとこなく有効活用。「隙あらばモリニワ」で、空間の住み分け。サフラン流をぎゅっと詰め込みました。
玄関ポーチを外構工事で施工する利点を活かして、掃き出し窓前のウッドデッキとポーチをつなげて一体型に。イタウバ材を使ってます。
イメージパースです。
玄関の庇も、掃き出し窓前テラス屋根と一体型に、テラスSC(LIXIL)を外構工事で施工。
笠木付きのウッド門柱も、イタウバ材でオリジナル施工。表札は、真鍮SBー04 05、ポストはオーパス(オンリーワンクラブ)シンプルにまとめました。
一段下がって、L字に張り出したウッドデッキ。2台分の駐車スペースを確保した上で、使い勝手も考えたウッドデッキの形状と位置、サイズです。カウンター型のテーブルを設置しました。
ウッドデッキや建物に木陰を落とすように、周りにコナラ・ソロ・イロハモミジなど山採り雑木を植えています。キャノピー状に伸びた枝葉により木陰が出来て、天然の冷却装置になります。また、下枝のない樹形により、人の動線を邪魔しないため、普通植えられない位置にも植えることが可能です。
写真は、植栽工事完工からしばらく経った3月頃から、新緑の季節までをごちゃまぜで掲載してるため、緑の成長度合いもまちまちになってます。完成形は3年後、その時々の成長過程の様子、季節毎の変化を楽しむ庭です。
ウッドフェンスの当初の計画は、周りから全く見えなくなるような高さを予定していましたが、周りの方々が、気軽に声を掛けてくださるので、フェンスの高さを下げることにしました。
樹木をさりげなく照らすよう、ライティングもしています。テラスSCのライトは、スイッチでオンオフです。
大谷石、初狩石、古窯レンガ、枕木、縁石コンクリート廃材など・・・を敷いたテラス兼駐車場。草目地は、西洋芝とダイカンドラを種蒔きで。雑草も生えてきても共存。その方が自然は景色になるように思います。
素敵ですね、いつも眺めながら歩いてます・・・軽井沢みたい・・・と声を掛けられることも。通りを行く人に「緑のおすそ分け」で心地良さをおすそ分け。緑を通じて、コミュニケーションが取れる環境が出来ました。