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  • コケ順とは… 自然風剪定とは
  • コケ順とは… 自然風剪定とは

    自然風剪定を行うのに必要な技術、あるいは木の見方のひとつに、「コケ順」という言葉があります。書物ではなく、私が師匠から直接聴いた言葉なので漢字が間違っているかもしれません。お許しください。

    「コケ順」とは、根元から枝先にかけて、自然に木がやせ細っていく様(さま)のことを、そう呼んでいます。自然界の木は、当り前の話ですが、根に近いところほど太く、枝先ほど細くなっています。その移ろいは、急に細くなったり、太いまま終わったり、ということはありません。あくまでも無理なく、徐々に細くなっていきます。
    ところが庭木を見ると、枝先がブツッ、と切られていたり(ブツ切りといいます)、太い枝から突然、細い枝になっていたりと、いかにも「ここで切りました」というような姿を見かけることがよくあります。それは自然な木のあり方とは対極の状態です。見た印象は、やはり人為的なものを感じてしまいます。「コケ順」を意識して、剪定を行うことで、自然風な枝の姿を庭木で再現することができるのです。