2011年01月11日の記事
こんにちは。景色工房サフラン 代表の井田です。今日は、洗い出しの施工のご紹介です。
通常は、洗い出しは大量の水で洗い流すので、近くに土間コンクリートがあると、せっかく仕上げた部分が流れてしまうため、同時には施工しません。
しかし今回は、雨で工期短縮を余儀なくされたため「ウエイト」という硬貨遅延材を使用して、土間コンクリート打設時に、洗い出しを行いました。ウエイトは、なかなか便利な材料です。
洗い出しコンクリートとは、コンクリートの中の骨材=砂利や叩き込んだ砂利を、コンクリートの表面に浮かび上がらせる手法のことです。砂利を浮かび上がらせるのに、水でコンクリートの表面をゴシゴシ洗って表面に出すので「洗い出し」と言います。いろんな方法、種類があり、コンクリートだけではなく「深草洗い出し」「豆砂利洗い出し」「モルタル洗い出し」などと呼ばれる手法もあります。今回は、コンクリート洗い出しと、土間コンクリート(通常コンクリート)打設を、同じ場所で同時に施工してみました。