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2013年10月01日の記事
[2013/10/01]ぶつ切りヤマボウシを、自然な形に戻すために
こんにちは。代表の井田育宏です。
先日、剪定作業を行いました。
幹の途中で、ぶつ切りにされて
樹形が乱れ、枝葉もすごい勢いで
吹いてしまったヤマボウシ。
根元から枝の先まで、自然と細くなり
しなやかに風に揺れる樹形を取り戻すための
初めの剪定を実施しました。
2本のヤマボウシ、ヤマボウシとは思えないほどの
枝葉の量です。
本来は、自然のままであれば
1.5倍以上の高さであったであろうヤマボウシ。
幹の太さ、根の量とのバランスを取るために
こんな形になってしまっています。
半分ぐらい、枝葉を落としました。
パッと見は、大分感じが良くなりましたが、
残した枝が、もう少し太くならないと
以前切られた幹の部分から、
新たな胴吹き芽が吹いてきます。
これから3年以上の年月をかけて
自然な樹形に戻していきます。
毎年、樹を太らせない、
雑木にふさわしい剪定をしていけば
10年、20年と、しなやかな樹形を保つことができます。
どんな剪定をしていくかで
庭は、良くも悪くもなります。