ウッドフェンスと組み合わせて目隠ししたい箇所には常緑樹を 神奈川県相模原市I様邸
この記事についているタグ:目隠し・間仕切り
天然木(ハードウッド)のフェンス、自然石(みかも石)のロックガーデン風土留め、そして植栽という組み合わせのガーデンです。施主様は、「なるべく自然素材のもので、外回りをつくりたい」という思いをお持ちでした。コンクリートは極力使わずに、車庫、アプローチもご提案したところ、気に入っていただきました。
ウッドフェンスはウリン材を使用。ハードウッドの中でももっとも固く重い、耐久性の高い樹種です。アク(樹液)が出て、色落ちしますが、オイルステン(防腐剤入り塗料)などを塗らなくても20〜30年は持つと言われています。
ロックガーデン風土留めに使用したみかも石は国産で、茶褐色をベースに、黒いアクセントが入ったワイルドな印象の石です。和の庭にもよく使われますが、こういったナチュラルガーデンにも良くあいます。植栽が生える色合いの石です。
目隠しを兼ねた樹種の1つ、シマトネリコ。常緑で葉が小さく、枝葉がそれほど込み合わないためとても爽やかな印象です。成長が早く、枝葉が広がるため、広い敷地に植える事をお勧めします。
こちらはソヨゴ。雌樹と雄樹があり、秋に赤い実をつける雌樹を植えつけました。縁起のいい木です。常緑樹ですが、こちらもそれほど枝葉が込み合いません。
車庫の一部は、自然石乱形の石敷きに草目地を施しました。一般には、目地は目地材やモルタルと呼ばれる、セメント系の目地にしてしまう所ですが、ナチュラルな感じをより強めるために草目地にしました。ヒメイワダレソウという草で、コレぐらいの間隔で植えても2〜3ヶ月で結構広がります。
庭にも一面にヒメイワダレソウを植え込みました。いっぱいになるのは秋頃でしょうか・・・。