道路際の敷地の活用法 〜雑木の木々でまちに緑のおすそわけ 神奈川県相模原市S様邸
道路側の敷地の活用としては、囲う必要がなければ、雑木を植えるのも一つの手です。窓に対して、さりげなく目隠しし、骨格を形成する高木は、2階の窓からも緑が見え自然を楽しむことが出来ます。そして、爽やかな木々の風景は、通りを行く人の癒しになります。緑のおすそわけをしてみてはいかがでしょうか・・・。
樹種は、落葉樹のコナラ、エゴノキ、ジューンベリー、イロハモミジ、ソロを植えました。植えた当初はひょろひょろな幹で頼りない感じがしますが、2年3年と経つと環境に慣れ、頼もしい存在になり、小さな林のような雰囲気になっていきます。但し、その後の管理方法が、爽やか景色を長く維持する鍵になります。
土留めは、あえて緩やかな自然風に仕上げています。
法面は、根府川石ゴロタや砂利でゆるやかに土留めしました。
お庭は、一部に根府川石乱形敷き。来客の際は、臨時駐車場にもなります。目地から広がる西洋芝。お手入れのこつはボサボサ管理です。
春に咲くニワナナカマドの花。白くまんまるなツボミに、咲くとふわふわな可愛い花。木々それぞれが、四季毎に色々変化します。