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  • 神奈川県川崎市 旗竿地を雑木のトンネルをくぐるアプローチで楽しむ邸宅 T様邸
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    この記事についているタグ:トータルデザイン
    雑木のトンネルの階段

    植物や動物がお好きなTご家族様。敷地の形状を活かした自然を感じる外構・庭工事が完工しました。ご希望である玄関までの道のりに雑木林のように木々を植え、雑木のトンネルをくぐるように歩けるようにしました。



    長いアプローチ階段を雑木林の中を歩くように

    長い旗竿型で、高低差のある敷地。旗竿地を活かした外構設計をご希望。古家にあった階段は撤去し、新たに造作した階段は段差を緩やかに、手すり ルシアス歩行補助手すり カームブラック(YKK)を設置し、歩きやすく。階段脇は山の景色を切り取ったように、土留めは自然な法面(土が傾斜しているところのこと)のままで仕上げています。
    法面仕上げの気になるのが、土が流れること。対策として、樹木に根を張ってもらい土留めの役割を。根が張るまでは、流木チップのマルチングでもカバーします。雨が降って土が流れる場合は、雨粒を雑木の葉っぱでまず受け、その後下草類の葉っぱで受けと、雨の威力を和らげて地面に落ちるようにしています。


    自然石をアクセントにシンプル左官仕上げ門袖

    門周りは、建物外観のスタイリッシュなデザインに合わせて。左官仕上げ門袖を段違いに配置、自然石 テッセラウォール アートブラック・ナチュラル(オンリーワンクラブ)でアクセントをつけています。ポストは、FASUS-NFR フラットタイプ 鋳鉄ブラック色(パナソニック) 奥行き455mmで大容量の郵便物も受取できます。床は階段前まで、フィラー(サンワ)300角タイル張りに。門袖前に、ソロ(アカシデ)を植えてます。



    旗竿地形を活かしてアプローチと駐車スペース

    駐車スペースは箱抜き土間コンクリート。アプローチ部分は、洗い出し仕上げに。目地は草目地、こちらも西洋芝とダイカンドラを混ぜています。雑草が生えてきても一緒に目地にしてしまう、お気楽目地です。シンプルデザインですが、表情のあるアプローチ・駐車スペースになっています。



    大判タイル敷きのアプローチ

    玄関ポーチまでのアプローチには、天然石の手割りの風合いを再現した大判タイル リジッド 400×800(オンリーワンクラブ)ちょうどグランドカバーの西洋芝+ダイカンドラの芽が出始めたころです。


    テラスSCと樹ら楽ステージのある庭

    主庭です。テラス屋根を、テラスSC ナチュラルシルバーF+ブラック、デッキ部分は、人工木デッキの樹ら楽ステージ 木彫 クリエモカR(共に、LIXIL)を。


    雑木に囲まれたテラス

    モリニワの考え方に共感いただき、コナラ、ソロの高木を中心に植栽工事を、木々が成長した3年後が完成形、森に囲まれたような庭になります。




    モリニワになる庭完工当時

    ご近所の緑も借景に取り込み、緑を身近に感じながら、微気候改善を目的としたパッシブデザインを取り入れた庭で快適な生活が実現できます。敷地に施主様ご自身でお好きに家庭菜園をしたり、庭づくりができるフリースペースもあります。お子さんとワンちゃんが走り回ったり、ご家族一緒に虫観察したり、収穫した野菜でランチやBBQ、これから庭でやりたいことの夢が膨らみますね。

    雑木のトンネル1年目夏
    その後の様子 1年目夏 こちらへ→