神奈川県藤沢市 大谷石再利用、既存樹木を活かしながら新築外構・庭工事 〜その後の様子 T様邸
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パッシブデザインを取り入れた、新築外構工事完工から2年経過したT様邸を庭の様子を見に伺わせていただきました。何故かいつも落葉後の冬の時期に伺うことになり、今回も・・・緑の心地良さをお伝え出来ずすみません。
セルフで飛び石をすえたり、レンガを並べた花壇、ハーブを植えたり、と完工時が完成ではなく、庭が暮らしの一部になっているこの庭の雰囲気が和み、私たちも好きな庭のひとつです。
古家にあった大谷石を再利用して敷いたテラス。大谷石は柔らかいため崩れやすいのですが、それが年月の作り出した風合いになっています。
右側の木は古家にあった柿の木で、美味しい甘柿がなるそうです。
古家によくある昔ながらの庭に植えられた木、撤去して新たに庭をつくるのも良いですが、最初から5・6m高さのある樹木を植えるサフランとしては、「活かせるものは活かしてモリニワに」精神で、既存樹木もモリニワに馴染ませます。但し、活かせる木かどうか選別し、管理が難しい、弱っている木、モリニワに馴染まない樹種などは、撤去します。
既存樹木を活かしたい場合は、建築計画段階でご相談いただくことをお勧めいたします。
新しいものと古いものが調和した景色。
玄関側です。玄関前の目隠しになってる常緑樹なネズミモチで、庭に在ったものを移植しています。完工時からヴィンテージ感のある眺めになる大谷石のアプローチ。次回お邪魔するのは、剪定時でしょうか。今度は木陰の様子を楽しみに伺わせていただきます。ありがとうございました。
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