古窯レンガアプローチとナチュラル白門柱 神奈川県小田原市T様邸
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建物外観はプロヴァンス風。最初にアプローチは、古窯レンガと自然石乱張りの2パターンでご提案しました神奈川県小田原市T様邸。植栽を含めた全体のイメージに合うのが古窯レンガ、ということでアプローチの方向性は決まりました。
門柱は当初、ポストを取りつけたイメージだったのですが、家からの取り込みを優先された結果、玄関横になりました。また、プロヴァンス瓦やレンガ笠木なども検討いただきましたが、フォルムはシンプルな形に落ち着きました。
表札の後ろ側は、ブロック積みを凹加工しモザイクタイルを貼りました。ガラス表札で白文字のため、白壁のままだと文字が見えにくくなってしまうため、メーカーさんのバックプレートなども検討していただきましたが、モザイクタイルにすることで、やわらかい雰囲気になりました。
全景です(少し切れていますが・・・)。屋根瓦の色と古窯レンガの色がマッチしていることがわかります。
古窯レンガアプローチの曲線です。レンガの形そのものは加工していないので、近くで見ると際がデコボコしていますが、遠めで見るとRを描いています。ナチュラルな雰囲気を出すには、カットするよりも素材そのものの形を生かした方が良いかと思います。
古窯レンガの色はオレンジ系をベースに、ブラウン系、白系などを散りばめました。焼き物の里、岡山県備前の国産の古窯レンガです。微妙な色合いが、なんともいえない風情を醸し出します。