プラスGとタイルテラスで、車庫兼ガーデン 神奈川県大和市H様邸
新築の外構工事で、当初はお庭部分にウッドデッキをご希望されていた神奈川県大和市H様。ご来店いただき、お打ち合わせを重ねるうちに、お庭の使い方、イメージが固まってきて、「将来的にトレーラー式のキャンピングカーを持つかもしれないので、それが止められるようなカタチ、でも庭としても使えるカタチ」という方向性になりました。プラスGを大変気に入られて、パーゴラ的に施工させて頂きました。
はじめ、プラスGはスクリーンを張って目隠しにする予定でしたが、Gフレームだけでオープンにして、必要な場合はシェードなどで日除け、目隠しを作る、という方向になりました。そのご判断のおかげで、樹形の見事なアオダモを植えることができました。H3.8と高さのある木ですが、下枝が少なく、枝数自体も少ないため、圧迫感はありません。
正面の縦格子(デザイン格子)は施主様のご希望で入れさせていただきました。アクセントとしてすごく効いていますね。すばらしいセンス、勉強になります。
車庫から見ると、こんな形でつながっています。大きなスペースではないのですが、プラスGで囲ったり、タイルテラスで間仕切ったりすると、空間を広く感じることができるから不思議です。
タイルテラスの外、土の部分にはコブル系の丸い砂利をあしらってリゾート風に演出。下草も水辺を感じる種類を混ぜています。濡れると色がブラウン系になりますが、乾いているときはベージュから白に近い色の砂利です。縁取りの黒いタイル、左官仕上げの黒とコントラストが効いています。
タイルテラスのアクセントのひし形は、車庫部分のアクセントと合わせたデザイン。色は建物の色とコーディネートしています。無難ですが、建物との色合わせが一番しっくりきます。
ラタンのテーブル、チェアーが夕日に映えます。
もう1本の木、アオハダも樹形がきれいです。秋には黄葉します。