雑木に囲まれた自然素材の駐車場兼庭 神奈川県相模原市N様邸
この写真だけ見ていると、とても住宅街の中のお宅とは思えない雑木林のようなお庭。通りからの視線をはずすように植えられた常緑のカクレミノ、アセビ、ナンテン。2階からも眺める事が出来る位の高さの落葉樹で、微気候改善しながら機能的で、かつ四季ごとに変化する木々を愛でながら過ごせるお庭です。
夏にはウッドデッキに、木陰を作ってくれる、ソロ、エゴノキ、コナラ、ナツハゼ、ジューンベリーを植え、避暑地のような雰囲気に。
人と木が重ならないように、共有部分には枝葉がない樹形の木を選ぶことで、スペースを有効に使う事ができ、緑を諦めることなく楽しむことが出来ます。
山の中を歩く小径のように、奥に設けた自転車置き場に自転車を置きに行くのも楽しい感じがします。
施工前の写真です。奥に見えるヤマボウシとソヨゴは、この場所に物置を設置されるため、移植しました。お庭の雰囲気に馴染むように剪定もしました。
移植、剪定後の様子です。
そして自然素材を使って、車が止まってない時はお庭になる駐車場兼お庭。
車のタイヤが乗る部分にはコンクリート洗い出し、枕木、根府川石、御影石を敷きました。グランドカバーは施主様ご自身で、ヒメイワダレソウと西洋芝を。きれいに緑が生え広がりました。
下草には、ギボウシやセキショウ、シダ、ヤブコウジなどを植え、西洋芝と、根府川石の景石もさりげなく据え、作り過ぎない自然な景色になりました。
道路に面した玄関脇にも植栽スペースを設け、道路際という場所を考慮し、歩く人に邪魔にならないよう、ここも下枝のない樹形のコハウチワカエデとアズキナシを選んで植えました。