神奈川県愛甲郡愛川町 雑木とウッドフェンスと自然石乱張りサークルテラス E様邸
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景色工房サフランの旧店舗のご近所、神奈川県愛甲郡愛川町E様邸は、ウッドデッキもあり、外構もおしゃれなのですが、お庭とその前がほとんど手つかずで、何とかしたい、と思っていたそうです。2世帯でご来店いただき、にぎやかに楽しくお打合せをしている中で、ウッドフェンスと雑木とサークルテラスを施工させて頂くことになりました。
ウッドフェンスはウリン材を使用しています。別名「アイアンウッド」と呼ばれる、固くて重い「最強」の木です。地中、水中でも腐ることはなく、オイルステンなどを塗布しなくても十分な耐久性があるハードウウッドの代表格。奥様の憧れの木でもあります。既存のウッドデッキフェンスのデザインに近い形にしました。ふさぎ過ぎず、空けすぎず、風通しも良いほど良いフォルムかと思います。
サークルテラスはクォーツサイトと呼ばれる石の赤系を使用しました。建物が白系で、ウッドデッキ、ウッドフェンスがブラウン。そこへ差し色的な効果が生まれました。植栽の緑も映えますね。ここにはバーベキューコンロを置いて、ウッドデッキにテーブルを置いて・・・というご計画があります。
既存のデッキから、オーニング越しに、植えられた雑木を見ています。水やりしているのは弊社の店長です。遠くに丹沢の山々を望み、借景となっています。植えられた雑木と景色がつながって、高原の雰囲気ですね。
南西の角に植えられた、ネジキという木です。幹がねじれて伸びるので、この呼び名があります。この木は根元が立派で、存在感のある木でした。紅葉もします。
こちらは、アオハダ。家側に寄せて植える木のことを「家つきの木」と言います。デッキからも手が届きます。秋には黄葉する木です。
フェンス板をカーポート側に伸ばして、クローズしました。伸ばした板の下にコンクリートがあるための措置です。いろいろな方法がありますが、コンクリートを傷めず、デザイン的にもアクセントになるので、この方法がいいのではないかと思います。青空とのコントラストが美しいですね。
こちらは常緑ヤマボウシ。通常の落葉のヤマボウシと比べると、きれいな樹形の木が少ないのですが、この木は生産者がご自分の娘さんのところに植えようとしていた、樹形のきれいな木です。譲っていただき感謝です。
小さな景石と下草もあしらっています。土の部分は、施主様がヒメイワダレソウを植え付ける予定です。