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2020年06月の記事
[2020/06/30]まだまだ続く剪定の日々
以前のブログでお話した店長の箱の中で芽を出して地植えにしたチューリップは結局、花は咲きませんでした。葉っぱはある程度まで大きくなったのですが、葉の先が枯れて成長が止まったままの状態です。
さて、まだまだ剪定の日々は続いております。ご依頼をいただいたOB客様より、物忘れの激しいサフランをよくご存じで、忘れられているのではなかろうか?「うちはまだですか?」「いつ来ますか?」と再度ご連絡をいただいたりしております。大変申し訳ございません。地域をまとめてお伺いさせていただいているので、今しばらくお待ちください。天気予報とにらめっこしながら、予定を組んでおります。
さて、昨日剪定に伺ったO様邸です。こちらは、元々のお庭に雑木とココマでテラスをプラスしてリフォームしたお宅です。この木陰と木漏れ日、風がさわ〜〜っと抜けて、気持ち良さげではないですか?剪定枝集めの間にテラスを拝借して腰かけていっぷくさせていただいた店長の目線です。この木陰の心地よさのおかげで、頑張れる店長であります。目の前の木は元々植えられていた梅と柿です。
ベニシダやフッキソウの成育状態がかなり良いです。ちなみに石がゴロゴロ小川のようになってるところは、水を流さない「流れ」です。リフォーム前のお悩みの一つ、水はけが悪い・・・の解決策として、暗渠排水のために造りました。あと、地面に傾斜をつけて、水が溜まらないようにしています。
土壌が合わなくて芝生がうまく育たなかったそうですが、今はきれいな芝庭になっています。O様、最初はボサボサ管理の西洋芝だったのですが、性格的に合わなく高麗芝に張り替え、きれいに管理されています。
植えてから7年経ったコナラ。剪定前です。去年の剪定では大枝をボンボンと落としたのですが、今年は混んでる枝を抜く剪定です。
コナラ剪定後です。
モミジの剪定前です。
モミジの剪定後です。涼しげな樹形になりました。
完工当時の様子はこちらへ→
[2020/06/22]枝葉を透かして毛虫の居づらい環境に。
剪定ネタばかりになっててすみません・・・。
ちょっと前になりますが、崖仲間のOB客様のH様邸へいってきました。
この日は気温が30℃超えてまして、木陰に入ると風が吹いてて気持ちよかったです。なので、この写真は剪定後のものですが、木陰は残して剪定しています。
剪定前の写真です。枝葉が電線に当たってるのを気にされていたので・・・
電線を除けてこんな感じになりました。剪定前はかなり枝葉が混んでたので、毛虫を何匹も発見しましたよ。枝葉が混むと、天敵の鳥に発見しづらく、また葉っぱが密集していると効率よく食べることができるので、毛虫にとっては居心地の良い環境になります。なので、枝葉の数を減らして透かし、虫が付きにくい環境にしてあげることも剪定する目的の一つであります。
むむむっ!!!木の奥に、DIY中の小屋にサッシが入ってます!ピクチャーウインドーで遠くの景色が見える素敵な小屋ですね。完成が楽しみですね。
[2020/06/19]木はどこまで大きくなっちゃうのですか?
天気予報をチェックしながら、晴れた日は剪定作業に、雨が降ると事務仕事と、お百姓さんスタイルの働き方になってる店長です。年に一度お目にかかるOB客様と庭。親戚に会いにいくような感覚で、去年より元気だと嬉しいのであります。
本日ブログのアップされているのは、店長はお伺いしていないのですが、社長の写真を拝借して横浜のN様邸。木陰も広がって心地よい庭になってます。
色々お話する中で、皆さん、共通してご心配されていることの一つが、「どこまでおおきくなっちゃうのですか?」と木の成長の度合いです。木陰を作るための主になるコナラなどの高木で、大体5〜8mの高さをキープさせます。次に芯になる枝を育てて、芯と同じような太さになってきた所で、芯を切って切り替え、高さを低くします。という剪定方法で高さを維持します。ちなみに街路樹でも見かけますが、幹をぶつ切りにして高さを低くするやり方だと、そこから枝がワサワサに生えてきて、樹形が乱れます。
完工は2014年秋。6年半くらい経ちますが、幹の太さはそんなに変わりません。ちなみに、N様邸は初夏と冬の年2回剪定をしています。
当時の様子のページはこちらへ→
[2020/06/07]自粛生活中でも、木陰も心地良いお庭でお子さんがキャンプを楽しみました。
剪定のお手伝いが、筋トレになっている店長です。筋肉が付いてなのか、移動途中のおやつの食べ過ぎなのか太ってきてます。
先日、鎌倉・藤沢方面へ剪定に行ってきました。写真は、K様邸。去年は木が弱っていたため、剪定は控えたそうですが、今年は葉っぱの色も良く、剪定できるほど元気になっていました。
これは、ワサワサしていますが剪定後の写真です。なるべく木陰を残すように剪定しています。学校もお休みで出掛けられない自粛生活だったお子さんたちは、お庭にテントを張ってキャンプを楽しんでたそうです。これだけ木に囲まれていると、自宅で森にいる気分になれますね。
道路から見た剪定後のお庭です。ご近所さんに緑のおすそわけで、「ありがとう」と言われ喜ばれているそうです。周りの方にも好かれるお庭になり、私達もうれしくなりました。また、K様邸は近くに公園もあって、緑がつながり住宅街の中ですが、鳥も鳴き声もして、気持ち良く作業が出来ました。
ちなみに・・・植栽工事が完工した当時はこんな感じでした。鎌倉辺りは、土丹(どたん)という、砂質粘土が堆積して凝固した岩盤のように硬い土質なところが多く、緑が育つには厳しい土壌です。K様邸も土丹ぽく、やはり枯れたり、順調とは言えない成育状態で様子を見ていたのですが、今年になって元気になって、ほっとしています。
玄関前のアオダモとヤマコウバシの剪定後です。
玄関前の、植栽工事完工当時写真です。
完工当時の詳細ページはこちらへ→
[2020/06/01]剪定は高さを変えないで透かします。
先日、誕生日だった店長です。平日だったこともあり剪定作業のお手伝いに社長と一緒に4軒のOB客様宅へ伺ってきました。この日は皆さんご在宅だったので、お話できて楽しい誕生日になりました。ありがとうございます。
1軒目のU様邸です。剪定前の写真です。
剪定後です。道路側はなるべく枝葉が出ないようにすっきりさせています。家側は残して、樹形としてはちょっとおまぬけですが、ご近所にもなるべくご迷惑をお掛けすることなく愛される木でいられるように。
道路側に植えた木の、枝葉が電線に当たってるのを気にされてたので・・・
電線にさわってる枝葉を払って、高さは変えずに枝葉を減らして剪定しました。高さを低くすると、ちょうど電線に当たる箇所に枝葉がワサっと出てくるようになります。
ヒューケラやギボウシの株も大きくなって、いい感じです。
玄関前のジューンベリーも赤い実を沢山付けてました。帰り際に、青空になり木陰が出来てきました。気持ち良いですね。
2軒目は、初剪定のS様邸。お子さんお二人が、枝を運ぶお手伝いをしてくれました。剪定枝で竹馬ごっこしたり、葉っぱでジュース作ってました。ワイワイにぎやかに楽しかったです。
剪定後です。下枝は動線で邪魔しないように、建物にさわってた部分も切ってすっきりしました。
3軒目のT様邸。奥に見える玄関前のモミジ。かなりワサワサになって、樹形が乱れています。
剪定後です。向こうが透けて見えるようになりました。このモミジ、台風の時すごく揺れたんです・・・とおっしゃていましたが、これだけ透けると、風が抜けるようになり、揺れも弱まると思います。
去年、完工した2期工事のテラス工事。木陰が気持ち良さげなテラスになってました。睡蓮鉢でビオトープを始められたそうですよ。
4軒目に伺ったのは、2世帯住宅のM様・K様。1本だけ、気になってる木を剪定に。植栽工事後1年とちょっと。北側に植えた木は、元気なんだけど成育旺盛な感じではなく優しい雰囲気で、下草も日陰が多い環境に合ってて、良い感じに増えています。
日が沈みかけた頃のおじゃまして、iPhoneで写したのですか、結構明るく写ります。
K様、お庭にDIYで人工木材デッキを造られたそうで、見せていただきました。またまた、サフランOB客様のDIYの強者ご登場です。