TOP
<   2021-06   >
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

2021年06月16日の記事

西洋芝やダイカンドラのグランドカバーがうまく育たない・・・と声をお聞きするので、サフランの現状を紹介します。店舗移転し駐車場に石を敷いてから6年半ほど経ちます。





駐車場兼庭の草目地

今年はこんな感じです。6月14日現在の様子です。これを良しとするかは、それぞれの方のお好みなのですが・・・毎年秋に西洋芝の種の追い蒔きを。去年も実施、しかし今年の冬は雨が少なく、油断して乾燥しててもお水やりをしなかったため、かなり枯らしてしまいました。なので、春先にもう一度種蒔きをしました。




雑草もまじまじ草目地。

色んな草生えてます。気になる丈の長い草はちょんちょんとはさみで切っています。ボサボサ状態は梅雨が明けるくらいまでがピークで、真夏の暑い日が続くと、西洋芝は負けてきます。でも、秋に涼しくなってくると復活してくる感じです。店長観察によるとです。復活してくるのもいますが、ほぼ一年草(1年で枯れておしまいな草)扱いで、追い蒔きは必ずしています。





ニワセキショウの花

毎年生えてくる雑草は違う種類。今年は初めて見ましたニワセキショウの花が咲いています。可愛いのそのままにしてます。スミレやネジバナも好きで、見つけたら大事にしています。





西洋芝のボサボサ管理

ここは駐車場なので、車や人が通る部分は比較的に丈が上に伸びません。建物脇の芝は20〜30cmくらいの丈になっています。気になる時は、10cmくらいに切ります。高麗芝のように短くは刈らずに、ボサボサ管理をしています。管理というより、放置です。
新築でお庭が出来たばかりのお庭では、スギナだらけになってる!!とお困りの方もいらっしゃいます。

対策としては、「スギナは、抜かずに根元から切り、切った葉っぱは掃除しないで、その場に撒いとく。」

日本の土地はほっとけば森になっていく土壌です。スギナは、森になっていく過程の最初の方の段階です。枯れたスギナを肥しに土壌づくりをしていくのが、自然で体力気力を使わない管理方法だと思います。このやり方だと、毎年その時に必要な養分の違う種類の雑草が生えてきて、土壌を作ってくれます。除草剤を撒いちゃうと、土壌が出来ずいつまでも最初の段階のままで、いつまでもスギナに悩まされることになります。また、切った雑草をみんなゴミ袋に入れて処分してしまうのは、養分になるものを捨ててしまうことに。山の土は、人の手が入らないところでもフカフカです。

以外とお手入れがおろそかになってるお庭の方が、植物が元気だったりします。お手入れ具合は、微妙なさじ加減??のような気がしますが、それぞれのお庭の環境も違うので、失敗しながらいい頃合いを探るのが楽しいかと思います。そういう店長もいろいろ枯らしています( *´艸`)