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2023年08月の記事

木陰・木漏れ日のある庭

今年の秋がくると、ガーデンリフォームが完工して9年経つT様邸に剪定に行ってきました。T様より「木陰が出来て(気持ち良く)過ごさせていただいてます。」とおっしゃっていただき、木陰屋さんとしては、とてもありがたいお言葉を頂戴しました。ありがとうございます。励みになります。
これは、剪定後の写真です。気持ち良さそうでしょ。




避暑地のような庭

お客様の中には、すっきりさっぱり短く切ってほしい・・・木の高さを低くしてほしい・・・といった要望をされる方もいらっしゃいます。一般的な常識の植木剪定の仕上がりや樹高と比べてだったり、ご近所さんを気になれたり、電線に当たっちゃう・・・などをお考えからのご要望だと思いますが、「木陰・木漏れ日の下で気持ち良く過ごしてほしい」がコンセプトのサフランとしては、樹木が健全に生育出来る範囲内で、ご要望にお答えはいたしております。

また、基本的な剪定の考え方として、このようなご要望はなくても、樹木の生育コントロールを考えた剪定で、お隣をはじめ周りのお宅のことも気に掛けながら、もちろん電線も気に掛けながら、そしてもちろん木陰・木漏れ日の出来るような剪定をしております。








雑木の庭

そして面白いな〜と思ってることありまして、毎年色々ご要望をされる方でも、ある年突然何も言わなくなる傾向があります。
これまで色々おっしゃてた方で、剪定が終わってから「あらっ、スッキリしちゃったのね――」と。どうもこの猛暑の中、ご近所さんでも木陰をうれしく思っていただいてたらしく、ちょっと木陰が減って残念に思われたらしいのです。
など、何もおっしゃらなくなった真相は皆さん色々だと思いますが、弊社の樹木に対する考え方をご理解いただけたのだとうれしく思っております。


皆様、残暑お見舞い申し上げます。木陰の有難さを実感する毎日の店長であります。社長たちが剪定に伺うと、店長が同行してないので、皆さんご心配してくださっているようですが、ありがとうございます、私は変わりなく、サフラン事務所で仕事しています。しかし、剪定に行かないと運動不足だと、社長にどやされています(笑)

さて、今年も帰省の旅に行って参りました。台風7号の影響がどうなるか??と思っていましたが、雨女を返上したのか、後から雨が追っかけてくる感じで、今回は一度も傘を指すことなく帰ってくることが出来ました。

美容院の坪庭のモミジ
夏の帰省のお約束、親友美容師のお店の庭剪定にも無事行ってきました。坪庭のビフォー写真です。1本大きな木はモミジなのですが、今年はやっと登れるようになりまして、いつもお店にある脚立で無理くり剪定してたのが、ちょっと切りやすくなったそうです。毎回、高枝切り鋏か脚立を買っておいとく??と1年に一回のことで迷っていたのですが。
IMG_2016
剪定後の坪庭です。相変わらずの切ったかわからない剪定ですが、ちょっとすっきりしてるのわかりますか?葉が混んで鬱蒼としていると、下の方まで日が入らないため、葉っぱがなくなってしまうかもしれないので、上のほうは透かして、高さも枝を切り替えてちょっと低くしています。
どこからともなく飛んできた種から芽が出た千両やヤマボウシがいて、それは面白そうなのでそのままにしておきました。来年まで持つかな??

ハナミズキ剪定
入口側のハナミズキ。日陰が多く、適地ではないところに植えられていますが、今年は元気そうです。下草や砂利は10年程経過して、お手入れが大変な状態になったため、地元の庭仲間のそと工房あてさんにお願いしてリニューアルしました。これは、剪定ビフォー写真です。

ハナミズキ剪定
剪定アフター写真です。ハナミズキはほとんど手を入れてなく、これも切り替えてちょっと低くしています。雑草と植えた下草の区別がつかないというので、雑草も抜いてきました。金沢の土は真砂土といって、やせた土のこともあって、木があまり成長しません。10年経ってもこの太さです。
トキワマンサク剪定

全体に木は、枝が暴れなくなったので剪定が楽になってきています。このトキワマンサクも剪定前の写真です。トキワマンサクの前のハードウッドの列柱もあてさんが直してくれました。ありがとうございました!


このトキワマンサクの話です。ぶつ切りされても、自然樹形に戻せます。

巷でよく見るびよーんと伸びた枝(徒長枝)の木を自然樹形に。→こちらへ