神奈川県秦野市 雑木の庭で、太陽と風、自然を取り込みやすく快適な家。 S様邸
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パッシブデザインを取り入れた建物には、雑木の木々による緑のチカラを使った庭づくりがされて、完成形ではないでしょうか・・・と、サフランでは考えます。
2017年に完工した神奈川県秦野市S様邸。室内の空気を循環させるシステム、建物が、真北・真南に向いて建てられていたり、軒が深かったり、自然を取り込みやすい家づくりがされた住宅です。庭工事完工からそろそろ5年が経とうとしています。剪定に伺った時の様子をご紹介いたします。
北側の玄関前に植えたコナラ・イロハモミジ・ニワナナカマド。
他に、エゴノキ・ニシキギも植えています。写真ではわかりづらいですが、アセビ・ヤマアジサイ・コムラサキなどの低木も植えています。
駐車場側のミモザはS様ご自身で植えられて、毎年剪定をさせていただいております。サフランでも、植えたい樹種№1なミモザ。成長がかなり早いので、敷地にあまり余裕がないところに植えるのは注意です。この写真は剪定後で、かなりの量の枝葉を落としました。
窓からも緑が見えるよう、木陰も作ってくれる、コナラ・エゴノキです。
芝生やウッドフェンス、薪棚・・・DIYで作られていますよ。剪定作業をしながらいつも、芝生の心地良さを感じます。
南側の木陰をつくるための、コナラ・ソロ。キャノピー状になるように剪定しています。北側と南側の両方に窓があって、その前に樹木を植えると室内に風が通り、夏は涼しく過ごせます。落葉高木だと、冬は葉っぱが無いので、日差しを室内に取り込め、暖かく過ごせます。