プラスG × 雑木 で快適空間をつくる
今回は、外構工事におすすめなアイテムをご紹介させていただきます。
LIXILの「プラスG」シリーズです。
基本部材を組み合わせて様々なデザインができ、また敷地全体をトータルでコーディネートできるため、一体感のあるデザインが可能、施工の自由度も高く、お悩みを解消するのに優れたエクステリアアイテムかと思います。今回はサフランらしく「プラスG×雑木」として、これまで手掛けて出来た快適空間をご紹介させていただきます。
その前に・・・プラスGの商品説明を。
「庭を間取る」
敷地を“間取る”ためのプラスGアイテム間取りの骨組みを作る「Gフレーム」、間仕切りなどに用いる「Gスクリーン」、屋根としての役割を持つ「Gルーフ」がプラスGの基本アイテムです。こちらを組み合わせて、敷地全体をデザインしていきます。
※上の写真はLIXILホームページより添付しました。
詳しくは、LIXILホームページをご覧ください→こちらへ
ご来店された方はご覧になったかと思いますが、サフラン店舗にも+Gがあります。駐車場にある目隠しの縦格子がGスクリーン、玄関ドアの庇になっているGルーフ、それらを繋ぐGフレームです。あるもの使えるものは活かしてリフォーム!がモットーなサフラン、旧店舗で使っていたものを解体し再施工しました。※2024年9月現在、店舗前+Gは撤去しました。
それでは、施工事例をご紹介させていただきます・・・
サフランのピンタレストでも人気施工写真でもあります、神奈川県平塚市N様邸のプラスG。限られたスペースの中で、施主様のご希望された暮らし方を実現した施工になっています。
・自転車置き場の雨除けに使ったポイントルーフ
・ゴミ置き場を目隠しするGスクリーン
・ゲートの役割をするGフレーム
と、アオダモ。
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和モダンテイストに合わせたデザインで、カラーも一色使いでシンプルに一体感のある東京都D様邸。とにかくスタイリッシュです!!
・カーポートにGルーフ
・ゲートにGフレーム
・道路側の目隠しとしてGスクリーン
と、お隣に雑木林のある最高な立地。和庭にモミジ、ソロなどを植栽。
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間口10mの広々ウッドデッキの屋根材として採用された神奈川県中郡 I 様邸。雨の日も三輪車で走り回れますね。
・ウッドデッキの屋根材にGルーフ
と、デッキ前にコナラ、ソロ、クヌギ、エゴノキなど植栽しモリニワになる予定。
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限られたスペースにテラス屋根として採用の神奈川県厚木市 I 様邸。敷地の形状に合わせての工事は難易度が高かったです。
・タイルテラスの日除けにGルーフ+シェード
と、コナラ、ヤマモミジ、ソロ、エゴノキを植栽。街中の雑木の緑は癒されます。
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広いお庭のリフォーム工事は東京都町田市T様邸。人通りのある道路からの視線を遮るため目隠しに、縦格子で三方向を囲い、その周りを沿って歩くように玄関へのアプローチの位置も変更。テラス屋根はココマ(LIXIL)との組み合わせです。T様、リモートワークになり、お家で過ごす時間が長くなられたそうですが、周りを気にすることなくお庭に出て、テラスでごはんを食べたり、心地よくお過ごしになられたそうです。
・お庭の目隠しにGスクリーン
と、コナラ、ソロ、イロハモミジなど既存木と合わせたモリニワに。
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駐車スペースとアプローチ箇所に、雨の日でも傘なしで濡れずに歩けるようにリフォームした神奈川県相模原市K様邸。
・カーポートとアプローチ屋根にGルーフ
と、ソヨゴを植栽
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実は、お庭のタイルテラスにもGルーフがあり、Gフレームで繋がって一体化してます。日除けが無く夏は暑いタイルテラスに屋根を掛けて快適テラス空間に。ファニチャーを購入されてて、完工するの楽しみにされていました。
・テラス屋根はGルーフとシェード
と、イロハモミジを植栽
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道路と駐車スペースと庭の間仕切りとしてのプラスG。門袖や目隠しフェンスでがっつり構造物を造って囲ってしまうの良いですが、敷地を有効に使えるよう、プラスGでさりげない外構をご提案させていただきました。必要な部分に目隠しや緑を入れて、テラスでお茶したりすることもできます。
・表札・ポストを設置された門柱はファンクション柱
・間仕切りにGフレーム
・目隠しフェンスにGスクリーン
と、イロハモミジ・シマトネリコ・ブルーベリーなどを植栽
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お庭の真ん中にテラス屋根の柱がドーーンとあるのはちょっといやだな〜〜という場合、Gフレームでお庭の端まで飛ばして柱を立てて、すっきりすることができます。
・テラス屋根にGルーフ+Gフレーム+シェード
と、コナラ、イロハモミジ、ジューンベリーなど木陰ができるように植栽
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おまけの施工事例紹介です。雑木は植えてないのですが、南国をイメージした植栽のモダンリゾートな+Gの施工事例です。2011年完工で、年月は経ってますが、色あせしないシンプルデザインです。実は、サフランが初めてLIXILの施工コンテストで入選した思い入れのある施工でして、たまに眺めて「かっこいい・・・」とつぶやいています。
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いかがでしたでしょうか?
プラスGは施工の自由度が高いという利点がありますが、それに伴い、時には職方の経験値や技術の高さも要求される施工もあります。また、雑木で木陰をつくる上では、樹木の特性や樹形に合った場所に、さらにエクステリアとの位置関係も考慮しながら植栽工事をする必要があります。となると、外構も造園も両方を熟知している必要があります。(サフランなら可能です!)
ちなみに、プラスGの素材はアルミ材です。サフランは、自然素材しか使わないイメージがあるかもしれませんが、適材適所で、アルミ材でもどんな素材でも、これが最適と判断すれば何でも使います。私たちも、スタイリッシュな+Gと雑木の庭のコラボのしゅっとした雰囲気は好きです。